なぜ、刑事ドラマはおもしろいのか。

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あぶない刑事 第10話 激突

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基本データ

メインタイトル:あぶない刑事
話数:第10話
サブタイトル:激突
放送日:1986年12月7日(日)
視聴率:13.5%
監督:長谷部安春(5)
脚本:柏原寛司(3)
ゲスト:星正人、川島美津子、深江章喜セミレギュラー(初))
主役:タカ(8)
準主役:ユージ(初)
銃撃戦:A
爆破:-
格闘:B
カーアクション:-

概要

サブタイトルは「激突」。
タカ初単独主役作。
ユージ初準主役作。
松村課長未登場作。
初地方ロケ作(愛媛県松山市)。
銀星会登場作。

銀星会会長息子が起こした殺人事件を発端に銀星会と直接対決をする物語です。銀星会との対決で感情あふれるタカを描く作品となっています。また、ロケ地の松山、柴田恭兵挿入歌の「ランニング・ショット」にも注目です。

解説

・アクション

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本作のアクションは「銃撃戦」がメインです。
タカ(拳銃)・ユージ(拳銃)・トオル(拳銃)と犯人(拳銃)の銃撃戦、犯人(ライフル)の銃撃があります。その他は、タカ・ユージの格闘等があります。

・ヒューマン

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本作のヒューマンは「タカと銀星会会長息子」がメインです。
銀星会会長息子の逮捕に執念を燃やすタカの姿が描写されています。

豆知識(ネタバレ注意)

・松山ロケ!

             

本作は愛媛県松山市でロケが行われました。主なロケ地として、松山全日空ホテル・伊予かすり会館・松山市営球場・松山城ロープウェイが登場しました。この内、松山市営球場のみ2003年5月に閉場し、2004年に撤去され現存していません。なお、松山全日空ホテルは、キャスト・スタッフが実際に宿泊しました。

・「一六タルト」

               

劇中、トオルが鈴江に松山のお土産として「一六タルト」を渡します。タルトとは、カステラで餡を巻いたもので、松山の郷土菓子です。「一六タルト」は、一六本舗が販売しており、「一六」とは創業年が明治16年(1883年)であることが由来です。

・名前が出ない!?

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本作のオープニングは「木の実ナナ」のテロップが表示されません。これは、本作に松村課長が登場していないためです。

収録ソフト

・BD

・DVD